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ディジタル信号処理シリーズ改訂新版 やり直しのための工業数学 情報通信編Scilabで学ぶ情報基礎,誤り訂正符号,暗号
2001年1月には,実学としての情報通信や信号解析の数学がもつ面白味,醍醐味を味わって戴くことを念頭に,「やり直しのための工業数学(情報通信と信号解析)」と題する書籍を発刊した.さらなるパワーアップを目指して,本書「やり直しのための工業数学(情報通信編)」を出版することにした.
本書は,情報・符号・暗号に関係する数学を基礎からもう一度やり直したい人,仕事でばりばり使いたい人,…,そういったみなさんをターゲットに,数学が魔法のツール(道具)として仕事上の大きなパワーの源として,基礎数学を実務に直結させて有効に活用できる術をマスタするための知恵,知識を提供するものである. 本書は3部から構成され,主に数式表現と情報理論的な取り扱い,誤り訂正や暗号化するメカニズムとの関わり合いにスポットをあてて説明する.その際,"数学"的な難しい説明はほどほどに,数式のもつ物理的なイメージを中心に,Scilabによる具体的計算例を示しつつ,"わかりやすい"解説を心がけている. まず,第1部『情報基礎』では,情報理論的な側面(確率,統計など)や情報数学(符号や暗号などの基礎理論)を中心に説明する.次に,第1部の内容を受けて,第2部『誤り訂正符号』では符号理論に必要な数学,いろいろな誤り訂正符号の符号化/復号化などについて具体的に解説する.第3部『暗号』では,符号理論から暗号理論への橋渡しを行い,代表的な暗号としてRSA暗号とDES暗号を取り上げる. とにもかくにも,数学的な素養として,情報理論,誤り制御技術,暗号理論に習熟しておくことがもっとも重要であることを体感してもらいながら,本書を読み進めていくプロセスにおいて,情報・符号・暗号の基礎をしっかりと習得してもらいたい. 目次
第1章 情報数学が使われる分野 第2章 情報数学の基礎 第3章 情報エントロピーの基礎 第4章 電気通信とエントロピー 第5章 符号化の基礎 第6章 雑音に対する符号化の基礎 第7章 誤り訂正符号の基礎 第8章 巡回符号(CRC符号) 第9章 BCH符号 第10章 RS符号(リードソロモン符号) 第11章 畳み込み符号 第12章 誤り訂正符号のまとめ 第13章 暗号とは何か? 第14章 公開鍵暗号--RSA暗号 第15章 共通鍵暗号--DES暗号 第16章 暗号応用--ゼロ知識証明,認証,ディジタル署名 付録A Scilabのインストールから実行準備まで 付録B Scilabの基本コマンドによる処理 付録C Scilabで試して理解する“ハミング符号” 付録D Scilabで試して理解する“BCH符号” 付録E Scilabで試して理解する“RS符号” 付録F Scilabで試して理解する“RSA暗号” 付録G Scilabで試して理解する“零知識証明” |
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