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PC接続DSD録再実験キットDAR-001TGKIT

価格74,520円(税込)
2014年8月20日発行
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 ディジタル・オーディオのフォーマットΔΣ(DSD)の理解を深めるために企画した録音・再生ができる実験キットです.PCM音源とΔΣ(DSD)音源の再生,ΔΣ(DSD)音源の録音ができます.

 対応OSは,Windows Vista以降,Mac OS X Lion以降,Linux(検証はUbuntu12.04).PCM音源の再生は各OSで44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz(24ビット),ΔΣ(DSD)音源の再生はWindows:2.8MHz,Mac OS XとLinux:2.8MHz/5.6MHz[使用したICの規格外だが11.2MHzの再生(注1)].ΔΣ(DSD)の録音はWindows:2.8MHz,Mac OS XとLinux;2.8MHz/5.6MHz[使用したICの規格外だが11.2MHzの録音(注1)].

 本ディジタル・オーディオ録音再生キットを組み立てたのち,パソコンとUSBケーブルで接続して,
  (1)ライン(2Vp-p)入力からのΔΣ(DSD)形式の録音(録音データはPCに保存)
  (2)PCに置かれたPCM音源およびΔΣ(DSD)音源の再生
ができます.ΔΣ(DSD)音源は,本録音再生基板で録音したデータおよび市販の音源データを再生できます.ライン出力にはお手持ちのヘッドホン・アンプもしくはパワー・アンプをつないでご利用ください.
 ご利用にあたって本キット以外に必要なものは,パソコン,USBケーブルと5V1A以上の電源です.
 本キットのファームウェアのソース・コードはCD-Rに収録しています.個人的な趣味の範囲でファームウェアを改造して,自分だけのUSB DACなどを作成できます.
 本キットのファームウェアおよびアプリケーション作成には,最大の注意を払って複数の機種で動作チェックしています.一部の機種とOSで動作しない組み合わせがありますので,(注1)もしくは下記のマニュアルを購入前にご確認ください.
実験キットの構成
 本実験キットには,
(1)面実装部品を実装した録音再生基板(以降,メイン基板)


写真1


(2)はんだ付けをして実装するメイン基板入出力回路関係のリード付き部品


写真2


(3)サブ基板;キャラクタ表示LCDモジュール基板(ピン・ヘッダとピン・ソケット付属)


写真3


(4)サブ基板;LPC4330-Xplorerマイコン基板(長短2種のUSBケーブル付属)


写真4


(5)実行形式の再生/録音ソフトウェア(各OSごとに異なる),LPC4330-Xplorerのファームウェア・ソース・コード,回路図,部品表などの収録されたCD-R
が含まれます.
 本キットは,手作りを楽しんでいただくことをコンセプトの一つとしています.入出力のフィルタ/アンプ関連,I/V変換回路はリード付き部品を用意していますが,機能を変更したい場合は,ユーザの用意されたパーツに変更できるように配慮しました.
 主要なデバイスは,面実装部品を使い4層基板に実装しています.
 下記の写真は,組み立てが終わった実験キットです.


写真5



免責
・組み立ての過程におきまして,キットに同梱されている基板や部品を損傷/破壊したとしても,CQ出版社はいっさいの責任を負いません.
・キットを組み立てる過程,および使用時に生じたいかなる損害においても,CQ出版社はいっさいの責任を負いません.
・キットは,日本国内用としてのみ開発・販売しております.
・アプリケーションの動作は,開発時に最新のアップデートをあてたOSで確認しています.しかし,今後のOSアップデートによりアプリケーションの動作が変わってしまう可能性があります.
・録音/再生アプリケーションは,参考としてフリー・ソフトウェアとして公開しているものを収録しています.キットの価格には含まれないので,アプリケーションのサポートはありません.アプリケーションの著作権は,作者が保有しています.

Copyright (c) 2014 All rights reserved.  Hiroshi Nakata,Yuzo Nakagawa



質問の方法
 キットの内容に関するご質問は,往復はがき,または切手を貼った返信用封筒を同封した書簡にて,下記宛て先にお送りください.お手数ですが,症状が起きるまでの状況説明が詳しいほど,迅速かつ確実な回答が可能になります.なお,キットの内容を超えるコンサルティング的な質問や,主旨のわかりにくい質問,返信用封筒が同封されていない質問には回答できません.電話やFAX,電子メールなどによるご質問はお受けしておりません.あらかじめご了承ください.

〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2
CQ出版株式会社 トランジスタ技術編集部

どうしてもキットが動かないとき
 CD-ROMに収録されているマニュアルを参照してください.それでも動作しないときは,たいへんお手数ですが,下記までご連絡ください.

▲問い合わせ先
〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2 CQ出版株式会社
営業部 (03)5395-2141 編集部 (03)5395-2123 sales@cqpub.co.jp
(注1)
 本キットの動作は,以下のOSで確認しています.確認日時は2014年7月です.
  Windows Vista 32ビット
  Windows 7 64ビット
  Windows 8 64ビット
  Mac OS X 10.7(Lion)
  Max OS X 10.8(Mountain Lion)
  Mac OS X 10.9(Mavericks)
  Ubuntu Linux 12.04 32ビット
  Ubuntu Linux 12.04 64ビット
 一部で動作の不具合が報告されています.
・Mac OS X 10.9.0〜10.9.1では,録音時のサンプリング周波数の切り替えが正常に動作しません. 10.9.2以降にアップデートして使ってください.
・Mac OS X 10.9.4 とMacBook Pro Retina 13inch,Late 2013との組み合わせで5.6MHz以上のΔΣ録音時に一部のデータを取りこぼし,再生時にノイズになります.すでに他機種で録音したΔΣデータを再生することに問題はありません.
 また同じMac OS X 10.9.4でも,MacBook Pro 13inch,Early 2011では5.6MHz以上のΔΣの録音/再生が問題なくできています.
・LPC4330-Xplorerのリセットについて(2014/09/26追記)
 現在出荷されているLPC4330-Xplorerには,パワーオン・リセットの問題があることが判明しました.
 具体的には,LPC4330の電源端子もしくはUSBケーブルから5Vを供給した時に,供給直後に正しくリセットして即座に動作開始する個体と,リセットに失敗し初期化ルーチン実行までに数分を要する個体があります.
 本キットは,マイコン基板が即座に動作開始することを期待して作ってありますので,リセットに難のあるLPC4330-Xplorer個体を搭載した場合には起動まで待たされる可能性があります.
 その場合の対処方法について,以下に記述します.
(対処方法1 手動でリセットボタンを押す)
 まず,LPC4330-Xplorerのリセット・ボタンを2,3秒押してください.これだけで動作開始する個体もあります.長押しだけで動作開始しない場合は,今度はリセット・ボタンを短く押してみてください.
(対処方法2 対策回路を追加する)
 下の図に示した回路を追加してください.J8コネクタのPin4とGNDの信号は,現在オープンになっている2番目のジャンパ部分(SW2)に出ています.+3.3Vは,Xplorerの電源とメイン基板の電源のどちらに接続しても動作します.メイン基板の電源に接続した場合,XplorerをパソコンのUSBに接続しただけでは,動作開始しません.


写真4



(注2) 本キットは再生時の初め,再生リストにPCM/ΔΣを混在した場合,切り換え時にノイズを出す場合があります.したがって,その際は,音量を絞ってご利用ください.

(注3) ΔΣ(DSD)のサンプリング周波数2.8MHzはSACDと同じです.DSD 2.8MHzは2.8Mbit/sもしくはDSD64と表記される場合があります.DSD11.2MHzは下の桁の切り捨て/切り上げによって11.3MHzと表記される場合があります.ΔΣ(DSD)は,1ビット・デルタ・シグマと表記される場合があります.

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