WebShop>書籍・雑誌総合案内>FPGAマガジン>FPGAマガジン No.16
WebShop内検索(googleで本サイトを検索:別ウィンドウ)
FPGAマガジンソフトウェア・コードを1クリックでハードウェア化!FPGAマガジン No.16プログラム1つだけでハードもソフトも!C/C++でFPGA
Xilinx社のZynq向け高位合成/ソフトウェア開発環境SDSoCが,使い始めやすくなっています.特定のボード向けに安価に提供され始めたほか,無償で利用できる期間限定評価版の提供も始まりました.使い始めるには絶好のチャンスです.
製品開発などで応用するためには正規版が必要になり,まだまだ高価なツールといわざるを得ません.しかしC/C++言語で記述したソフトウェア・コードを作成し,ボトルネックになっている処理を指示するだけでハードウェア化でき,プロセッサ-FPGA間のインターフェースも自動生成してくれるので,開発効率の大幅な向上が期待できます.OSやデバイス・ドライバなどについて考える必要がなくなれば,本来“やりたいこと”に注力できるのも利点です. このような新しいツールにどのくらいの価値があるのか知るためには,実際に試してみるのが1番です.特集では,独自に開発したZynq搭載ボードをターゲットに,SDSoCを使って開発を進める方法を解説します.まず,オリジナル・ボードにSDSoCを対応させるためのプラットフォームの構築方法を説明します.その後で,幾つかの例題を使って,SDSoCをより効果的に活用するテクニックを解説していきます.SDSoCの多くの機能のうち,Cコードからのハードウェア合成は,いわゆる高位合成ツールそのものです.高位合成ツールVivado HLSを利用されている方にも参考になるはずです. 目次
特集 プログラム1つだけでハードもソフトも!C/C++でFPGA [HDL設計なんて時代遅れ!] 開発手法のパラダイム・シフト プロローグ ARMコアFPGAを使って完全C/C++言語で設計する時代が到来 [無償で使える60日限定版も提供開始!] 完全C言語記述でMy LSIを設計できる 第1章 ARMコアFPGA向け開発ツールSDSoC [純粋FPGAより実は使いやすい!] SDSoCを使って開発を行えるデバイスはこれだ! 第1章Appendix ARMプロセッサ+FPGA=Zynq [必要な機能だけあれば十分!] Linuxが動作するARMコアFPGAデバイスを活用するために 第2章 オリジナルZynqボードの開発のポイント [48mm角の組み込み向け] 定番評価ボードからの移行もしやすい 第2章Appendix SDSoC対応小型ZynqボードKiss4の開発 [最小構成の開発環境] オリジナル・ボードをSDSoC対応にする…ステップ1 第3章 シンプル版プラットフォームの作成 [2016年12月にバージョンアップ] 最新版でこう変わる 第3章Appendix プラットフォーム作成におけるSDSoC 2016.2とSDx 2016.3の違い [実用構成の開発環境] オリジナル・ボードをSDSoC対応にする…ステップ2 第4章 I/O対応版プラットフォームの作成 [やっぱりLチカから] ソフトウェアからのハードウェア制御の第一歩 第5章 Cプログラムから使えるLED制御回路の設計 [画像処理アプリケーションを例に] ソフトウェア記述のままでは性能が上がらない! 第6章 Cプログラムの高速ハードウェア化テクニック [温度と圧力の計測を例に] センサから届くアナログ信号の扱いもC言語でOK! 第7章 連続データの処理のハードウェア化 [Zynq 2段ロケット!!] 高速UARTコアを使って相互通信 第8章 分散処理対応プラットフォームの構築 [6.25Mbps通信が可能!] 分散処理を実現するために不可欠 第8章Appendix ボード間通信のための高速UARTコアの機能 [動体検出処理を例に] ハードウェア化のためには物理アドレスを意識することが重要 第9章 大量データ転送処理の最適化 特集関連 特別寄稿 [入門者も経験者も参加できる勉強会] SDSoCや高位合成技術について情報交換できる FPGAコミュニティのススメ 高位合成ツールVivado HLS 特設記事 [画像フィルタをハードウェア化!] 無料のVivado HL WebPACK Editionで高位合成にチャレンジしよう(AXI4マスタ編) 第1章 アルゴリズム通りに記述したフィルタCプログラムをハードウェア化してみよう [ステップアップで高速化!] 無料のVivado HL WebPACK Editionで高位合成にチャレンジしよう(AXI4マスタ編) 第2章 ライン・バッファ/バースト転送/最適化指示子を駆使した高速化テクニック 最新技術解説 [デュアルCPUコアでデュアルOS!] 最小限の機能でFPGAを高速起動してからLinuxを立ち上げる Zynqで試す!リアルタイムOS & Linuxのデュアルブート方法最新技術解説 [IoT制御にも使える!] コンフィグレーション用フラッシュROMを内蔵したLattice社MachXO3LFを搭載 SDカード・サイズで10/100Base-TXネットワーク対応の小型FPGAボードexLeaf [FPGA+Chainerでディープ・ラーニング] Altera SDK for OpenCLで電力効率に優れたアクセラレータを実現できる Chainerを使ったディープ・ニューラル・ネットワークをFPGAで動かしてみよう [Alteraデバイス使いこなし術] Altera PLL Reconfig機能の生成手順から実機での動作波形観測まで 動的にクロック周波数の変更が可能なPLLの使い方 最新デバイス紹介 [OPアンプ回路がFPGA感覚で使える!] FPGAでは構成できない任意のアナログ回路を1チップに analogramを使った発振回路の設計と実波形観測 |
書籍・雑誌総合案内