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グリーン・エレクトロニクス

エコロジー時代の高効率スイッチング・レギュレータに対応する

グリーン・エレクトロニクス No.10

電源回路の測定&評価技法

B5判 128ページ
定価2,420円(税込)
JANコード:JAN9784789848404
2012年10月1日発行
トランジスタ技術SPECIAL編集部 / 編
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 電源回路は,すべての電気/電子機器に必須の回路ブロックです.昨今では,省エネルギー&エコロジーの観点から,高効率で小型/軽量,低ノイズの電源回路が求められています.また,テレビをはじめとするAV機器では,待機時消費電力のさらなる削減も急務です.そのため,従来から利用されてきたリニア・レギュレータ方式は特殊な用途での使用に限られ,さまざまな種類のスイッチング・レギュレータ方式による電源が主流となっています.効率を高めて小型化を進めるために,スイッチング周波数は高周波化する傾向にあります.
 特集では,高効率/高機能な電源回路の特性を正しく評価するために必要な,高速スイッチング・パワー回路の電流,電圧,電力,動作波形の測定方法,および微小な待機電力や高周波/低周波ノイズなどの測定技法について詳解します.
目次


JEITA規格RC-9131Bをベースとして
第1章 スイッチング電源の試験方法と自動化手法
■ スイッチング電源の試験方法
■ スイッチング電源の試験項目
■ スイッチング電源試験の自動化手法
■ コラム 高周波終端とは
■ コラム 電子負荷装置
■ コラム 電源試験装置

電源モジュール評価のための交流電力測定テクニック
第2章 交流電力測定の基礎技術
■ 電力の基礎
■ 待機電力の測定テクニック
■ 電力測定にまつわる誤差要因とその対策
■ その他の電力測定テクニック
■ パワー・メータの選び方と安全な測定テクニック

グリーン・エレクトロニクスの低コスト化と普及に役立つ
第3章 パワー解析の技術と実際
■ スイッチング電源回路の測定項目
■ 測定上の課題と解決方法
■ 電流プローブの使いこなし
■ 三相インバータ回路の評価事例
■ LED照明のパワー解析の事例
■ コラム なぜ8ビットのA-D変換で9ビット以上の分解能を得られるのか

放射ノイズや伝導ノイズを測定して対策する
第4章 高周波EMCの測定技術
■ 高周波EMCとは
■ EMIに関する定義と規格
■ 放射ノイズの測定
■ 電源装置に対策を行う
■ コラム コモンモード・コイルの落とし穴

Appendix 国際規格と国内規格(自主規制含む)

国際規格に従った適切な試験を行うために
第5章 電源の低周波EMC試験の基礎と最新の動向
■ 低周波EMCの現象
■ 規格と試験の実際
■ 基礎知識
■ 新しい製品での評価試験動向
■ 規格の一覧
■ 実際の低周波EMCシステム
■ コラム IEC61000-3-2における高調波電流のクラス

微小な電力を正確に測定するためのメカニズムと方法
第6章 待機時電力の測定と高調波電流の規制
■ 交流電力測定の基礎知識
■ 電力測定器の仕組み
■ 待機時電力の測定
■ インバータ機器の電力測定や効率測定
■ 最近の高調波電流

負帰還制御のループ利得と位相余裕を測定する
第7章 周波数特性分析器を用いたスイッチング電源の評価
■ 負帰還制御の基礎知識
■ スイッチング電源の安定御特性評価
■ スイッチング電源の測定事例
■ PFC電源の測定事例
■ 周波数特性分析器を使ってのその他の評価
■ コラム 電源に関わるディジタルICの動向


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入力12V±10%,出力0.75〜1.65V,1.6〜3.63V,1.6〜5Vの低背型非絶縁POL(10A/20A)
高速負荷応答DC-DCコンバータ・モジュールBR200シリーズ
■ 回路の構成と動作
■ 高速な負荷応答のために
■ 高効率化のために
■ プリント基板のパターン設計
■ DC-DCコンバータ・モジュールBR200シリーズの性能

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