WebShop>書籍・雑誌総合案内>トランジスタ技術SPECIAL for フレッシャーズ>TRSP No.106 Cプログラミング はじめの一歩
WebShop内検索(googleで本サイトを検索:別ウィンドウ)
トランジスタ技術SPECIAL for フレッシャーズ徹底図解 マイコンの機能を100%引き出すプログラム作成のためのTRSP No.106 Cプログラミング はじめの一歩
今日,たくさんのマイコン・プログラムがC言語で書かれています.それらのプログラムは,パソコン上で動かすプログラムとは違います.C言語で組んだプログラムをマイコン上で動かすには,マイコンゆえにしなければならないことがたくさんあります.本書は,マイコン上で動かすプログラムを作るための「はじめの一歩」となるように,C言語の解説を基礎編で行ったあと,実践編で応用例をもとにデバッグの実際に触れていきます.
基礎編でのC言語の解説は,パソコン・プログラムでは必須のファイル入出力関数の使いかたには触れず,ハードウェアとの関連を重視して構成しました.実践編では,基礎編で得たC言語の知識が生かせるよう,簡単なハードウェア(H8/3664Fマイコン・ボードと液晶表示モジュール)のためのCプログラムを,統合開発環境HEWで作成して動作確認することから始めます. ◆基礎編
C言語とコンパイラとターゲットと… 第1章 マイコン・プログラム作成のための基礎知識 1-1 「hello, world」を表示するプログラム パソコン用のプログラムはOSとのインターフェースをもっている 1-2 マイコン用のプログラムの生成 パソコン上でクロス・コンパイルを行う 1-3 マイコン装置とプログラムのデバッグ方法 ハードウェアの不具合なのかソフトウェアの不具合なのか 1-4 「デバッグ力」が完成度を左右する トレースやモニタを利用する Appendix A 「LSI C-86試食版」のインストールと実行例 Windowsの「コマンド プロンプト」でhello, worldを試してみる コラム ・コンパイラとCISC/RISC ・ソフトウェア・ブレークとハードウェア・ブレーク ・データの表示と修正機能をプログラムに忍ばせておく 複数のファイルを使ってプログラム作成の効率を上げる 第2章 C言語プログラムの概要 2-1 #includeと#define ファイル構成や文字列定義を制御するディレクティブ 2-2 コンパイルのためのファイル管理 複数のソース・ファイルなどからプログラムを生成する 2-3 条件付きコンパイル コンパイル動作を条件によって制御する 2-4 C言語のキーワードとコメント 変数名や関数名には使えない コラム ・列挙子 ・JISコードとASCIIコード C言語でプログラムを作成する際の約束事 第3章 変数と演算 3-1 C言語は関数の集まり 文とブロックとサブルーチンと関数 3-2 変数の型 データの長さや種類を型で分けて扱う 3-3 定数 数値や文字の扱いかた 3-4 演算子 一般的な加減乗除から条件式まで多様に使える 3-5 プログラムにおける変数の宣言と型変換 変数の型との扱いによって処理の結果に違いが出ることの注意 3-6 関数の宣言 関数の引き数と戻り値にも型がある 3-7 内部変数と外部変数 使える場所がかぎられている変数がある 3-8 静的変数 プログラムの終了まで使える変数がある コラム ・暗黙のうちに行われる型変換 ・命令処理中の信号変化 ・ビッグ・エンディアンとリトル・エンディアン 処理の内容を変更したり繰り返したりするしくみ 第4章 Cプログラムの制御構造 4-1 if文とelse,else if文 条件が成立するかどうかで処理の流れを分ける 4-2 switch文 条件を表す変数の値によって分岐する 4-3 繰り返し文 同じ処理を回数や条件が成立するまで続ける 4-4 goto文 無条件でラベルに分岐する コラム ・最適化とその落とし穴 ・注意! ミス多発文 ・ミニ用語解説(1) ・switch文を使って肥大しきったプログラム 配列とポインタと構造体と… 第5章 Cプログラムのデータ構造 5-1 配列の使いかた 同じ型のデータを並べて扱う 5-2 ポインタの使いかた データや関数のアドレスを扱う 5-3 構造体の使いかた いろいろな型のデータをまとめて扱う 5-4 共用体の使いかた 記憶領域を共用するデータ構造 5-5 構造体の応用 ビット操作からオブジェクト指向プログラミングまで 5-6 オブジェクト指向プログラミング C++への橋渡しとして コラム ・大きな配列を扱うプロクラム ・共用体を使って2バイト・データの上下を入れ替える ・ミニ用語解説(2) ・間接アドレッシング ・DOSウィンドウでのポインタのポインタ 大きなプログラムを効率的に作成するために 第6章 ファイルの分割とライブラリの利用 6-1 複数のソース・ファイルにまたがる宣言 extern宣言と型をそろえることが必要 6-2 ファイル分割の例 プログラムを階層化して処理を分ける 6-3 ライブラリ化 何度も使う汎用的な関数を作成しておく 6-4 ターゲットに合わせたライブラリを構成する ソース・コードをカスタマイズして利用する コラム ・アセンブリ言語における変数/関数の外部参照 ・ドキュメント作成に役立つツール Appendix B おもなライブラリ関数 マイコン応用で使えるものを中心に 割り込み処理やアセンブリ言語プログラムとのリンク 第7章 C言語だけでは手が届かない部分 7-1 絶対番地でデータを配置する領域 マイコンのメモリ・マップで制限されるデータ 7-2 割り込み関数 変数の扱いかたに注意して記述する 7-3 アセンブリ言語プログラムとのリンク C言語だけでは記述できない処理に対応する コラム ・ソースとデスティネーション ・鏡の中の鏡…再帰呼び出し ◆実践編 H8/3664FとHEWを使って液晶表示器にhello, worldを表示する 第8章 マイコンにCプログラムを書き込んで実行する 8-1 使用するマイコンはH8/3664F フラッシュROM内蔵でプログラムの実験に便利 8-2 書き込み器の製作 パソコンのシリアル・ポートとマイコン・ボードをつなぐ 8-3 液晶モジュールの接続 マイコンから制御して文字や図形を表示する 8-4 H8/3664Fの初期設定 マイコンの端子の機能を設定する 8-5 液晶モジュールの初期設定 文字表示のまえにコマンドを送る 8-6 統合開発環境HEWを使ってコンパイルする 使用するマイコンに合わせた設定を行ってソース・プログラムを作成する 8-7 マイコンにプログラムを転送する フラッシュ・ファミリ用開発ツール・キットFDTを使って書き込む 8-8 ハードウェアと初期化のチェック hello, world…そのまえに 8-9 ライブラリ関数を書き換えて画面制御を行う より本格的なディスプレイ・ライブラリへ コラム ・ミニ用語解説(3) ・ミニ用語解説(4) ・ミニ用語解説(5) ・H8/3664のメモリ構成 ・H8/3664のスリープ時の動作 HEWから書き込みとデバッグを操作する 第9章 H8/3664FボードにE8aエミュレータを接続する 9-1 E8aエミュレータの概要 統合開発環境から操作する 9-2 E8aエミュレータとキーボードを接続する 液晶モジュール基板に回路を追加して製作する 9-3 HEWからデバッグを行うための準備 エミュレータを接続して実行プログラムをダウンロードする 9-4 プログラムをステップ実行で追う ソフトウェア・ブレーク・ポイントの利用 9-5 キーボード入力の処理を行うプログラム タイマ割り込みの設定と割り込み処理関数 9-6 動作確認とデバッグ ハードウェアの不具合を取り除いてから コラム ・キー入力を取り込む仕組み Appendix C マイコン・トレーニング・ボードMT-R300 USBインターフェースでパソコンと接続する |
書籍・雑誌総合案内