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エレクトロニクス実務シリーズRS232Cから高速化/距離を延ばす技術まで復刻版 データ伝送技術実用ノウハウのすべて【オンデマンド版】 パソコンの広がりと共に,情報ネットワーク化が時代のキーワードになって,ソフトウェア資産も見直しが行われてきています.
本書は,そのような時代にこそ重要なデータ伝送の高速化,長距離化対応技術,高信頼性化技術を実戦的にかつ,やさしく詳解したものです.マイコン応用機器の設計に携わる方のために. 目次
第1部 データ伝送の基礎技術-データを送るためには 第1章 プロローグ-データやり取りの方法 1.1 データ伝送とデータ通信-その定義と違い (1) データ伝送とは-ディジタル・データを送る (2) データ通信とは-より広いシステムをいう 1.2 信号とデータ-文字の表現方法 (1) ディジタル信号を伝送するには (2) 文字の表現-コードを使用する (3) 符号とコードの意味を区別して使う 1.3 データ伝送の各種の方式 (1) 直列伝送と並列伝送-二つの基本的方式 (2) 伝送の方向性-全2重と半2重 (3) ネットワーク伝送-これからの伝送の主流 1.4 データ受け渡しの方法-同期とは何か (1) 非同期確認方式-もっとも基本的なデータやり取りの方法 (2) 同期非確認方式-今一つの基本的なデータやり取りの方法 (3) 両方式の比較と選定 (4) 直列伝送における同期式のデータのやり取り (5) 直列伝送における非同期式のデータのやり取り (6) 同期式におけるキャラクタ同期のやり方 第2章 インターフェース-規格と汎用ドライバ/レシーバ 2.1 汎用ICによるインターフェース-簡単だが限界がある (1) インターフェースとは (2) TTLによるドライバ/レシーバ-用途が限定される (3) CMOSによるドライバ/レシーバ-波形はきれいになるが遅い (4) 高電流駆動能力のTTLを使用する-高速かつ中距離が可能 (5) TTLの高電圧使用-さらにノイズにも強いが大飯食い 2.2 RS232C-もっとも多く使われている直列インターフェース (1) インターフェースと規格の活用 (2) インターフェースに必要な仕様 (3) RS232Cの概要-本来はモデム・インターフェース (4) RS232Cの電気的仕様-伝送距離と伝送速度 (5) RS232Cの機械的仕様-コネクタの仕様 (6) RS232Cの信号線仕様-制御信号線が多い (7) 汎用インターフェースへの適用-規格外の仕様 (8) コネクタの結線-フル実装されていないものが多い 2.3 RS422/485とRS423-電気的仕様だけの規格 (1) RS422インターフェース-高速/長距離用の規格 (2) RS485インターフェース-バスに適用する (3) RS423インターフェース-RS232Cとの中間的な仕様 第3章 直列伝送の概要-並列伝送よりも広く利用されている 3.1 直列伝送とその規格-直列伝送を大きく分けると (1) 汎用直列伝送用LSIの利用-直列伝送が多く用いられる理由 (2) 汎用直列伝送の規格-大きく三つに分けられる 3.2 汎用直列伝送用LSIの概要 (1) 伝送プロトコルにより種類分けされる (2) マイコンの系列-マイコン自体を分類する (3) 直列伝送用LSIの種類とCPUの系列 第4章 直列伝送用LSI(キャラクタ・ベース) 4.1 機能の概要-具体的LSIを例題にして (1) マルチプロトコルLSI 7201Aの概要 (2) 7201Aの共通伝送機能 (3) 非同期式に使用するときの伝送機能 (4) 同期式に使用するときの伝送機能 (5) ビット・ベースの伝送機能(項目のみ) (6) CPUとのインターフェース 4.2 LSIの具体的な使い方 (1) 7201Aの構成 (2) 7201Aの接続-PC98バスの場合 (3) 7201Aの非同期式における使い方 (4) 7201Aの同期式における使い方 第5章 直列伝送用LSI(ビット・ベース) 5.1 ビット・ベースのプロトコル-ハイレベル手順 (1) フレーム・フォーマット-すべてのフレームは一定の型式である (2) フレーム内各部の機能 (3) ゼロ・インサート-データの透過性を保証する (4) フレームの判定とその異常処理 5.2 ポーリングとループ・モード (1) 標準のポーリング方式の伝送 (2) SDLCのゴーアヘッド・ポーリング-効率の高い方式 (3) ループ・モード用LSI 第2部 データ伝送固有の技術-長距離/高速化の技術 第6章 伝送用電気ケーブルとその特性 6.1 伝送誤りの原因-波形ひずみが原因である (1) 伝送誤りの本質を探る (2) 波形ひずみの原因を探る 6.2 伝送用ケーブルの種類-特に伝送に適したケーブル (1) 伝送用ケーブルに要求される事項 (2) 通信ケーブル-汎用性の高い優れたケーブル (3) 同軸ケーブル-高周波用のケーブル (4) 弱電計装用ケーブル 6.3 ケーブルの減衰量と周波数特性への対策 (1) 減衰量とその周波数特性-周波数特性をもっている (2) 周波数特性による波形ひずみ (3) その対策-変調とパルス伝送の技術 6.4 ケーブルにおける信号の反射とその対策 (1) ケーブルの特性インピーダンスと反射の現象 (2) 反射の対策-終端抵抗を入れる (3) 実際の各種の終端方法 (4) ケーブルの分岐と反射-現象と対策 (5) 定常波とその影響-終端してあれば通常は無視できる (6) 変形された終端の各種方法-特定の用途に利用する (7) 反射の影響を無視できる条件 第7章 光ファイバ・ケーブル-電気よりも優れた伝送路 7.1 光ファイバの原理と種類 (1) 光ファイバ伝送の概要-電気ケーブルと比較して (2) 光ファイバの原理-全反射によって光をファイバに閉じ込める (3) 光ファイバの種類-距離と速度により使い分ける 7.2 光ファイバの特性-電気よりも優れている (1) 減衰量は小さいが周波数特性が存在する (2) 電気ケーブルとの比較1-高速/長距離が可能 (3) 電気ケーブルとの比較2-ノイズに強い 7.3 光ファイバの接続と分岐-この点では電気に劣る (1) 接続-施工性と損失が問題である (2) 分岐-光分岐器が必要である (3) 光データ・リンク-光学の技術がなくてもよい 第8章 ノイズの問題とその対策-電気の泣きどころを解決する 8.1 ノイズとその種類 (1) ノイズの侵入経路と原因-回路図にない回路が問題になる (2) 乗ってしまったノイズの種類-ノーマル・モードとコモン・モード 8.2 ノーマル・モード・ノイズとその対策-第一は乗せないこと (1) ノイズを乗せないことが重要である (2) フィルタを利用する 8.3 コモン・モード・ノイズとその対策-乗ってしまっても対策がある (1) 差動型レシーバの利用-小さなコモン・モード・ノイズに有効 (2) 絶縁の原理と効用-大きなコモン・モード・ノイズに有効 (3) 伝送用トランス-もう一つのコモン・モード・ノイズ対策 8.4 シールと平衡-ノイズを受けない対策 (1) シールとその効用-ノイズを絶対値として防ぐ (2) 平衡の原理とその効果-ノーマル・モード・ノイズを防ぐ 8.5 クロストーク-互いに加害者になりあう (1) クロストークとその対策 (2) フラット・ケーブルのクロストークの実験 (3) 通信ケーブルのクロストークの実験 (4) クロストークの一般データ 第9章 絶縁とそのドライバ/レシーバ回路-有効なノイズ対策 9.1 トランス絶縁とそのドライバ/レシーバ回路 (1) ディジタル信号用のパルス・トランス-特性と使い方 (2) トランス用ドライバ/レシーバ回路 (3) バイポーラ符号用ドライバ/レシーバ回路 9.2 フォト・カプラ絶縁とカレント・ループ (1) フォト・カプラの特性と使い方 (2) 伝送への適用とカレント・ループ (3) 10mAカレント・ループ-経済性を高める (4) 高速カレント・ループ-高速伝送も可能 (5) 半2重と多箇所用カレント・ループ 第10章 伝送誤り制御-誤りの検出と訂正 10.1 伝送誤りの性質とその検出方法-確率現象である (1) 伝送誤りの性質-ランダム誤りとバースト誤り (2) チェック・コードの評価-性能と簡単さ 10.2 誤り検出各方式-その特徴と性能 (1) パリティ・チェック-もっとも簡単だが性能は低い (2) 2連送照合-簡単でしかも高性能 (3) CRCコード-多数あり優れた能力をもつものが利用される (4) 誤り訂正コード-検出だけでなく訂正可能なコードもある 10.3 伝送誤り制御の手順-より信頼性を高くする手順 (1) 再送とその一般的手順 (2) 抜けと重複の発生とその対策-誤り制御の信頼性を高める 10.4 サイクリック伝送における誤り制御の方法 (1) チェック・コードを付ける方式 (2) チェック・コードを付けない方式 (3) ソフトウェアによる方法 (4) 単純多重伝送 第3部 伝送高度化の技術-さらに高度化をはかるための技術 第11章 変調と符号化-伝送路の周波数特性に対応する技術 11.1 変調の技術-アナログ技術で信号の周波数帯を狭くする (1) 変調の基礎技術-変調の効用 (2) 電話回線用モデム (3) モデム用LSI-LSIはディジタル化されている 11.2 符号化の技術-ディジタル技術で周波数帯を狭くする (1) 符号化の目的-長距離高速化とクロックの多重化 (2) 符号の種類とその符号化/復号化の回路 11.3 イコライザ-伝送路の周波数特性を補償する (1) イコライザとは-一種のアナログ・フィルタである (2) 伝送路の許容減衰量とイコライザとの関係 (3) ディジタル信号用イコライザ (4) モデム用イコライザ 第12章 同期の技術-クロックの多重化と同期性能の向上 12.1 同期とその種類 (1) キャラクタ・ベースの同期 (2) ビット・ベースの同期 12.2 データにクロックをふくませて送る (1) 符号化を利用する (2) 自己同期用符号-(完全クロック)-ビットごとにクロックを含む (3) 自己同期用符号-[不完全クロック(1)]-データの性質と組み合わせる (4) 自己同期用符号-[不完全クロック(2)]-特定なときだけ利用可能 (5) 自己同期用符号と伝送用LSIの利用 (6) スクランブル-モデムに利用する 12.3 伝送誤りにおける同期の影響 (1) 伝送信号にはジッタが発生する-伝送誤りの一つの要因 (2) 同期はずれの発生とその原因-連続する誤りを引き起こす 12.4 PLLによる同期性能の向上-ジッタと同期はずれの防止 (1) PLLとその同期への適用 (2) PLLの技術 (3) 同期におけるPLLの効用 (4) PLLの欠点-引き込みに時間がかかる 12.5 ディジタルPLLと水晶発振型PLL (1) ディジタルPLL-PLLの欠点を取り除く (2) 伝送用LSIの利用 (3) 水晶発振型PLL-特徴のあるPLL 第13章 多重伝送と簡易ネットワーク伝送 13.1 多重伝送とサイクリック伝送 (1) 多重伝送とは (2) 多重伝送の用途-計測データの伝送と汎用多重伝送 (3) ネットワーク伝送を利用した多重伝送 13.2 汎用ネットワーク伝送 (1) 汎用親子式伝送 (2) リモート・プロセス入出力装置 (3) 任意間伝送機能 第14章 ローカル・エリア・ネットワーク(LAN) 14.1 LANの基礎-高度なネットワーク伝送 (1) LANの基本機能-ネットワークの形態とタイム・シェアリング (2) 伝送路アクセスの制御-LAN固有の機能 14.2 LANの実際-具体的な製品例 (1) LANの標準化 (2) イーサネット (3) トークン・バス (4) トークン・リング (5) LANの相互接続 |
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