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トランジスタ技術SPECIALオームの法則からトランジスタまで! 現場の設計ツールとしての数学TRSP No.166 実験でつかむ 電子回路と数学
電子回路と数学には密接な関係があります.電子回路は,三角関数や複素関数論,フーリエ変換などといった数学の成果を取り込むことで発展してきたと言えます.部品の定数の設計にも,数学が必要です.
本書では,数学を「道具」としてとらえ,電子回路を設計する手段として使います.また,理論的な解析だけでなく,具体的な回路で実験を行って波形や値を確認します.もちろん,理論と現実には多少の距離はありますが,理論どおり,数学どおり動作するところが確認できます. 目 次
Introduction 「回路設計の道具」としての数学を実験で! 第1部 「オームの法則」と電子回路の現実 まずは基本法則と実験のイメージを一致させる 第1章 「オームの法則」からはじめる…電子回路超入門 時間変化する信号とインピーダンス入門 第2章 実際の信号にオームの法則を…「複素数」の御利益 第2部 実験入門…回路の「時間」特性と数学 最低限の数学で時間的な特性をつかむ 第3章 回路動作を表す道具としての「微分・積分」 ACを扱うのについてまわる 第4章 電子回路のための「三角関数」 電子回路と微分積分の実際 第5章 実験でつかむ回路の「時間」特性 第3部 実験入門…「周波数」特性と伝達関数 電気信号もう1つの視点…フーリエ級数入門 第6章 実際の信号の「周波数成分」の分析 複素数の概念を発展…「ラプラス変換」信号解析入門 第7章 「伝達関数」による回路の周波数特性 回路設計ツールとしてのラプラス変換 第8章 実験でつかむ過渡現象…時定数の数学 サンプリング & z変換入門 第9章 信号処理のディジタル化のための伝達関数 ゼロ点とポールの回路動作 Appendix 1 数学にあって実回路にはない「無限大」の扱い 第4部 実験でつかむトランジスタ回路と数学 スイッチングから増幅まで…動作イメージの構築 第10章 数式×実験でつかむトランジスタ回路 第5部 実験でつかむOPアンプ回路と数学 ゲイン-周波数特性を決める重要オープン・ループ・ゲイン入門 第11章 数式×実験でつかむOPアンプ回路 理想特性は「ない」なかで 第12章 OPアンプの伝達関数 理想と現実 内部回路で発生してしまう動作の限界について 第13章 OPアンプのスルー・レート 理想と現実 厳密な線形は「ない」なかで Appendix 2 OPアンプの線形と非線形の実際 コモン・モード電圧除去の理想と現実 第14章 数式×実験でつかむ差動アンプ回路 現実的に利用率が圧倒的に高い 第15章 差動アンプよりよく使う差分アンプ回路 電圧の差をできるだけゼロにする重要な回路 第16章 数式×実験でつかむ制御用エラー・アンプ回路 ※ 本書は「トランジスタ技術」誌に掲載された記事などを再編集したものです. |
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