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MOTORエレクトロニクス(トランジスタ技術 2017年10月号増刊)用途・動作仕様・設置環境により種類選定と設計が変わるMOTORエレクトロニクス No.8モータ特性はどのようにして決まるか
〇モータといっても,いろいろあります.例えば,「永久磁石を使うか/使わないか」,その「永久磁石を回転する内側に使うか/外側に使うか」,モータ「ブラシ付きにするか/ブラシレスにするか」,また「直流」で動くモータもあれば,「交流」で動くモータもあるなど,極めて多種多様です.
〇しかも一般にモータは,模型用・教育用などを除いて,既製品がほとんどありません.なぜかというと,モータの用途・動作仕様(回転数やトルクなど)・設置環境によって,種類も形状も制御方法も変わるからです. 〇今回は,極めて高速に回転できる「SRモータ」,ブラシ付きだが制御方法が簡単で直流でも交流でも回転できる「整流子モータ」,ワイヤレス給電を使い接続ケーブルなしで動く「インホイール・モータ」を取り上げます.それぞれのモータで「モータの特性がどのようにして決まっていく」かを示します. 〇モータには,最高回転速度とトルクや,大きさと重さだけでなく,その用途や使われ方,使用環境など,それら使用条件に適した特性が求められます.電流・電圧・回転速度・トルク・効率だけでも複雑ですが,耐用年数・使用環境の温度・耐水性,メインテナンス性,形・大きさ・重さ,…モータの特性は,とても複雑なのです. 目 次
特集 モータ特性はどのようにして決まるか 〜構造・動作原理・制御方法〜 第1章 永久磁石を使わず高速回転可能な「SRモータ」 〜DCマグネット・モータと単相整流子モータを中心に〜 第2章 直流用・交流用・交直両用がある「整流子モータ」の動作原理と使い方 〜インホイール・モータの電力給電断線リスクを解決する〜 第3章 「インホイール・モータ」とワイヤレス給電技術の融合 解説/連載 【技術動向解説】 欧州での脱エンジン車加速で実用が近いか? 究極のEV充電――走行中ワイヤレス給電への挑戦 【製作】 〜目標の性能を出すための基本を学びながら〜 「CQブラシレス・モータ」を使った原付バイク『チョイノリ』のEV化 〜電装編〜 【連載】 学生フォーミュラEV技術解説(5) ジャンクション・ボックス―高電圧駆動回路 〜ACC・AIR・TSAを中心に〜 木製カートの開発ストーリ(1) 試作1号車「琴」の巻(前編) 曲がるための機構部をつくる 【連載エッセイ】 クアラルンプールの教壇から(2) マレーシアの大学文化 〜日本と変わるところ・変わらないところ 【CQキット活用】 CQ EVミニカートの鉛電池を「CQリチウム・イオン電池パック」に置き換える |
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