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Design Wave Advance シリーズVerilogからSystemVerilogへステップアップするための第一歩SystemVerilog設計スタートアップ
システムLSIやASIC(application specific integrated circuit),FPGA(field programmable gate array)といったディジタルLSIの設計に欠かせないハードウェア記述言語(HDL)の業界標準として,Verilog HDLが広く利用されている.このVerilog HDLをベースに,設計,検証,モデリングの各機能を強化した言語がSystemVerilog(IEEE 1800)である.具体的には,構文を改良して記述量を削減しやすくなった.また,アサーションやランダム・パターン生成といった大規模LSIの検証に必要な機能が追加された.本書では,SystemVerilogの構文やVerilog HDLとの違い,実際のサンプル記述,シミュレータを利用した設計・検証の手順などについて解説する.
目次
第1部 SystemVerilogイントロダクション 編 第1章 SystemVerilog,まずはココに注目! 第2章 記述能力,再利用性,検証機能を強化したSystemVerilog 第2部 SystemVerilog構文 編 第3章 Verilog HDL文法ガイド (記述スタイル) 3-1 モジュール構造 3-2 RTL記述 3-3 テストベンチの基本 3-4 テストベンチ向き構文 (文法ガイド) 3-5 基本項目 3-6 モジュール構造 3-7 モジュール構成要素 3-8 ステートメント 3-9 式 3-10 コンパイラ指示子 3-11 コンフィグレーション 第4章 SystemVerilog文法技ガイド (記述スタイル) 4-1 RTL記述 4-2 テストベンチ記述 4-3 アサーション記述 (文法ガイド) 4-4 SystemVerilogで拡張された文法 4-5 アサーション構文 4-6 プロパティ演算子 4-7 シーケンス演算子 4-8 アサーション用システム関数 4-9 アサーション用システム・タスク 第3部 SystemVerilogアサーション 編 第5章 内部信号のふるまいをツールが自動監視するデバッグ手法 第6章 静的に解析するプロパティ検証にも利用可能 第4部 SystemVerilogシミュレーション演習 編 第7章 基本的なシミュレーションの手順 第8章 テストベンチの拡張の手順 第9章 アサーション・ベース検証の手順 第5部 SystemVerilogモデリング 編 第10章 SystemVerilogで簡易CPUバス・モデルを記述 第11章 DPI-Cを使ってC++モデルを接続する 第12章 簡易CPUバス・モデルのクラス記述 第13章 再利用性に配慮したPCIバス検証管理の構築例 第6部 Verification Methodology Manual(VMM)活用 編 第14章 VMMの概要とvmm logの使い方 第15章 テストベンチの製作にVMMの部品を利用する 第16章 ランダム・テスト生成の機能を使いこなそう 第17章 通知サービスとチャネルの使いかた 第18章 大規模回路のための検証環境を作成する Appendix SystemVerilogクロニクル |
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