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トラ技エレキ工房トラ技エレキ工房 No.51ビットDSDレコーダの製作とΔΣ変調の基礎
CDが発売されたあと,よりよい音で音楽が聴きたいというオーディオ・ユーザの要求にこたえるのが「ハイレゾ」です.パソコンで音源データをダウンロードして,CDより高精度のデータを再生します. ハイレゾには,高サンプリング・レートのPCM音源とDSDの2種類があります.PCMは従来のフォーマットですが,高級オーディオ・プレーヤSACDに使われていたのがDSDフォーマットです. 本特集ではにわかに注目を浴びているDSDの内部に立ち入り,録音・再生のすべてをオーディオ・ユーザにていねいに解説します.
目 次
特集 1ビットDSDレコーダの製作とΔΣ変調の基礎 第1部 ディジタル・オーディオの基礎 量子化誤差をつぶさに見つめる 第1章 アナログとディジタルの境界を乗り越える信号処理を目指して 変換精度とコストを両立できる方式 第2章 ΔΣ変調の基礎知識 javaで数式を実装 第3章 PCMとΔΣファイルを相互に変換する技術 録音現場で実績を積み上げて実用化した 第4章 アナログ音楽信号を余すところなく扱えるDSDのはじまり 第2部 USB通信の詳細 24ビット超,96kHz超の高分解能,高サンプリング時代に対応する 第5章-(1) USBオーディオ再生器のいろいろ パソコンが出力するオーディオ・データをスムーズに 第5章-(2) USB-FPGA基板の仕様とキー・デバイス エニュメレーションとディスクリプタのやりとり 第5章-(3) 再生スタンバイまでのパソコンとUSB再生器の会話 USBオーディオ生成期の属性を記述する 第5章-(4) オーディオ・インターフェースを作るためのディスクリプタのいろいろ USBマイコンからデータを取り出してI2Sフォーマットに並び替える 第5章-(5) FPGAのロジック回路設計 CDを176.4kHzで再生 第5章-(6) アップ・サンプラのしくみと作り方 第3部 応用製作編 最大11.2896MHzの1ビットΔΣの録音再生とPCM24ビット96kHzの再生が可能 第6章 1ビットΔΣ(DSD)オーディオ・レコーダのハードウェア 第7章 1ビットΔΣ(DSD)オーディオ・レコーダ・ボードの回路設計 第8章 USBを使ったオーディオ・データ転送のメカニズム 第9章 マイコン・ボードのUSB通信の詳細 第10章 APIを使えばOK! パソコンからUSB D-Aコンバータにデータを送る手順 高レート11.2896MHzに対応 第11章 Raspberry Piで作るポータブルΔΣレコーダ ハイレゾ・データをバルク転送で高速転送する 第12章 Windowsで高レート11.2MHzのΔΣ伝送を行う実験 市販パーツを集めてUSB D-Aコンバータの中身を自分で作る 第13章 USB-I2SインターフェースとI2S入力D-Aコンバータの試用 製作記事 (1)Raspberry Pi+(2)USBフルディジタル・アンプ Dnote+(3)電池で完成 ワイヤレス&ハイレゾ! Wi-Fiパワード・スピーカ「デジデジ箱入り息子」 電子工作ワンポイント 電子回路で使われる「抵抗」にはさまざまな種類がある インピーダンスの本質を知りたい 製作記事 市販電池と充電装置で安全に2時間連続使える リチウム・イオン電池を使用した非常用給電システムの設計と製作 |
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