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MOTORエレクトロニクス電池特性解説からLICの製作・全固体電池の評価実験までMOTORエレクトロニクス No.10EVと電池の充電・放電・給電
二次電池(繰り返し充電できる電池)は,EVを実現するうえで重要な要素技術の1つだ.
二次電池といっても,リチウム・イオン電池や鉛電池だけでなく,いろいろな種類があり,それぞれ特性が大きく異なる(リチウム・イオン電池にもいろいろ種類がある).容量や電圧,放電時最大電流,充電時最大電流,温度特性….用途を勘案して使用する電池を選択することになる.また,電池の特性にあった使用方法/充電方法/保存方法を行わないと寿命も短くなる. EVでは,高電圧と大電流が必要なので,極めて多くの電池セルを直並列で接続する.もし1つのセルが異常状態になれば発熱し,燃焼・爆発の危険性が生じる.そうならないように各セルを常時監視する電子回路が必要となる.電池の残容量を知るにも電子回路が必要だ. EVでは二次電池を無限に搭載できないので,いかに給電するかも重要な課題となる. 本書は,こうした電池周辺技術を取り上げている. 目次
多種多様な電池から選択のための基礎知識 第1章 電池の充放電の特性データの使い方 鉛電池の基礎知識から用途別最新技術まで 第2章 鉛電池の特性を120%引き出す方法 エネルギー密度より充放電性能と長寿命化を優先した 第3章 負極がLTOのリチウム・イオン電池“SCiB” BMSと電池残量計測を担うガス・ゲージIC 第4章 SBS1.1規格とSMBusプロトコルを使ってみよう リチウム・イオン電池パック用データ収集ユニットの製作 第5章 SMBusを使い「CQリチウム・イオン電池パック」の内部状態を見る 期待されているリチウム・イオン電池の将来型 第6章 “全個体電池”はどれだけ安全なのか プリドープ必須! 実験室で水平ドープ法による 第7章 “リチウム・イオン・キャパシタ”の製作 磁界結合方式と同様に今後の普及が期待 第8章 電界結合ワイヤレス電力伝送 将来のEV普及の必須技術となる 第9章 走行中給電が必要な理由 仕様決定からミニモデル実験まで 第10章 ワイヤレス給電仕様のインホイール・モータ搭載EVの開発(前) 実車試験&路面設備の製作と実証実験 第11章 ワイヤレス給電仕様のインホイール・モータ搭載EVの開発(後) 【製作実験レポート】 “磁気車輪”の動作原理・実験・製作 永久磁石による回転型「磁気浮上・走行装置」 【2018年CQ EVミニカート筑波レース 秋大会】 ユニーク・ボディの26台が筑波サーキットに集まった カウル装着可能な大会で記録は大幅アップ! 【特別連載】 上位入賞を目指すための省エネ型EVレース車の損失削減の考え方(下) 車体構造とタイヤ周りのレイアウト 【EV/モータ製作レポート】 エコノムーブで「菅生サーキット」を走るために モータ・コイルの最適な巻き方を探る 【広道を走るEVバスの開発】 8輪コミュニティEVバスの製作と普及 ベンチャの挑戦 【連載エッセイ】 クアラルンプールの教壇から(4) 英語をしゃべって「変わり者」になろう! |
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