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ハードウェア・デザイン・シリーズ実用電源回路設計ハンドブック【オンデマンド版】整流回路からスイッチング・レギュレータまで
本書は,電源回路の設計法を,定数の求め方を中心に紹介した初めての本です.シリーズ・レギュレータから,スイッチング・レギュレータの設計法まで,確実に設計できるように解説してあります.放熱やノイズ対策の話題も豊富です.
※本書は,1988年5月20日に発行した同タイトルの書籍を,オンデマンド版として再発行するものです. ※オンデマンド発行にあたり,2色刷りだった本文を1色に変更しました.また,元の書籍のp.237に掲載していた「本誌で掲載した主な部品メーカの住所録」を割愛しました.ご了承ください. 目次
プロローグ 電源回路技術のあらまし ・ なぜ安定化電源が必要か ・ 安定化電源二つの方式 第1部 ドロッパ型レギュレータの設計法 第1章 整流回路の設計法 ―― まずは直流電圧を得るために ・ 整流回路のいろいろ ・ 整流ダイオードの選び方 ・ 平滑用コンデンサの選び方 ・ 突入電流を抑えるには 第2章 もっとも簡単な安定化電源 ―― 直流安定化の基本を学ぶために ・ 定電圧ダイオードと安定化電源 ・ 基準電圧ICとその利用技術 第3章 3端子レギュレータの応用設計法 ―― もっともよく使うシリーズ・レギュレータIC ・ 78/79シリーズICの使い方 ・ 78/79シリーズの応用技術 ・ 低損失型 3端子レギュレータの使い方 ・ 電圧可変型 3端子レギュレータの使い方 Appendix 100V入力シリーズ・レギュレータIC MAX610の応用 第4章 シリーズ・レギュレータの本格設計法 ―― 安定化電源の本質を理解するために ・ シリーズ・レギュレータの基本構成 ・ 電圧可変レギュレータの設計 ・ 正負トラッキング・レギュレータの設計 第5章 シリーズ・レギュレータ設計ノウハウ ―― 電源トランスの選定と放熱対策 ・ 電源トランスを決めるには ・ 半導体は発熱する ・ 放熱器の決め方 第2部 スイッチング・レギュレータの設計法 第1章 スイッチング・レギュレータのあらまし ―― 回路方式と使用部品のポイント ・ スイッチング・レギュレータとは ・ スイッチング・レギュレータの基本的な方式 ・ トランスとチョーク・コイルはどうするか ・ 使用する電子部品 Appendix スイッチング・トランジスタの電力損失 第2章 チョッパ方式レギュレータの設計法 ―― 非絶縁だが小型オンボード向きの回路 ・ チョッパ方式レギュレータとは ・ 自前で発振するチョッパ・レギュレータ ・ MC34063による降圧型チョッパの設計 (入力電圧8〜16V,出力電圧5V,0.6V) ・ MC34063による昇圧型チョッパの設計 (入力電圧7.5〜14.5V,出力電圧10V,220mA) ・ MAX630による昇圧型チョッパの設計 (入力電圧+5V,出力電圧+15V,20mA) ・ MAX634による極性反転型チョッパの設計 (入力電圧+15V,出力電圧-5V,500mA) ・ TL1451Cによる正負出力チョッパの設計 (入力電圧+12V,出力電圧(1)+5V,1A,(2)-5V,0.5A) ・ μA78S40による3出力チョッパの設計 (入力電圧+24V,出力電圧(1)+5V,3A,(2)+12V,0.2A,(3)-12V,0.1A) ・ ハイブリッドICによる降圧型チョッパの設計 ((1)入力電圧15V,出力電圧+5V,2A) ((2)入力電圧36V,出力電圧+24V,6A) 第3章 RCC方式レギュレータの設計法 ―― 小型で経済効果の高い方式 ・ フライバック・コンバータの基礎 ・ RCC方式の基礎 ・ トランスの設計方法 ・ 平滑用コンデンサの求め方 ・ 簡易型RCCレギュレータの設計 (入力電圧 AC90〜110V,出力電圧+15V,0.4A) ・ 広い入力電圧範囲に対応するには ・ 電圧可変型RCCレギュレータの設計 (入力電圧 AC85〜276V,出力電圧+18V,2A) ・ 本格的なRCCレギュレータの設計 ・ マルチ出力型RCCレギュレータの設計 (入力電圧85〜115V,出力電圧(1)+5V,5A,(2)+12V,1A,(3)-12V,0.3A) 第4章 フォワード・コンバータの設計法 ―― 中容量で高速化に適した方式 ・ フォワード・コンバータの基礎 ・ 出力トランスをリセットするには ・ 出力トランスの設計 ・ 2次側整流回路の設計 ・ 補助電源回路の設計 ・ TL494による制御回路の設計 ・ スイッチング・トランジスタの駆動回路設計 ・ フォワード・コンバータの設計例 (入力電圧 AC100V,出力電圧24V,6A) ・ 2石式フォワード・コンバータの設計例 (入力電圧 AC100V,出力電圧+5V,60A) 第5章 多石式コンバータの設計法 ―― 大容量コンバータを実現するために ・ プシュプル・コンバータのしくみ ・ ハーフ・ブリッジ・コンバータのしくみ ・ ハーフ・ブリッジ方式レギュレータの設計例 (入力電圧 AC85〜115V/170〜230V,出力電圧+36V,5A) 第6章 DC-DCコンバータの設計法 ―― 絶縁して異なる電圧を得るために ・ ロイヤーのDC-DCコンバータ ・ DC-DCコンバータの設計例 (1) (入力 DC10〜15V,出力±20V,1A) ・ ジェンセンのDC-DCコンバータ ・ DC-DCコンバータの設計例 (2) (入力 DC12V,出力±24V,1A) Appendix チャージ・ポンプ型 DC-DCコンバータIC ICL7660の応用 第7章 無停電電源の設計法 ―― パソコンの停電補償を行うために ・ 無停電電源とは ・ インバータ部の設計 ・ 充電部の設計 第8章 高圧電源の設計法 ―― DC-DCコンバータと倍電圧整流を利用する ・ 高圧電源のしくみ ・ 高圧電源の設計例 (入力+12V,出力12kV,200) 第9章 雑音を小さくするさまざまな工夫 ―― ノイズ対策のノウハウを詳解 ・ 雑音はどこから ・ 雑音の性質を分けてみると ・ 雑音の伝わり方 ・ 雑音対策の具体的方法 プラス・ワン 放熱のための実装技術ノウハウ ・ 熱設計の考え方 ・ 放熱を考慮した部品実装 ・ パターン設計の考え方 エピローグ 電源回路の新しい技術 ・ 従来型整流回路の欠点 ・ アクティブ平滑フィルタとは ・ 高周波スイッチング化の追求 ・ 共振型電源とは ・ 共振型電源の課題 |
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