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トライアルシリーズOPアンプからロジック/CPUまで内蔵!「電子ブロック」のようにハードウェアを組めるPSoC基板で始める回路プログラミング
PSoC(Programmable System-on-Chip)は,プログラマブルな内部回路を持つワンチップ・マイコンです.その最大の特徴は,あの「電子ブロック」のように回路を組める開発手法にあります.ユーザがGUI上で「コンポーネント」と呼ばれる部品を選び,組み合わせ,時には自分で独自のコンポーネントを作ってシステムを構築するだけで,それを実現するための細かい設定や操作は全てツールがやってくれます.
本書では,このようなPSoCの世界を体験できるお試し基板「TSoC」を付属し,その基本的な使い方から,製作事例まで幅広く紹介します.IoTセンシングから姿勢制御,AI,アナログ計測,モータ制御まで,製作事例をあれこれ集めました.製作事例の全設計データは付属DVD-ROMに収録しているので,すぐに実験などに利用できます.また,本書にはPSoCファミリの最新デバイスPSoC 6に関する情報や製作事例も盛り込みました. ※本書の各記事は,「トランジスタ技術」に掲載された記事を再編集したものです. 目次
付属DVD-ROM の使い方 これはマイコンではありません パソコン上でハードウェア開発できる プロローグ 電子ブロックのように回路が作れる「PSoC」の世界観 生い立ちから評価基板の選び方,内部主要ハードウェアの概略まで Appendix1 PSoCファミリの基礎知識 第1部 付属基板の使い方…Lチカからデバッグまで 組み立ててブレッドボードに挿したらすぐ試せる!単体でも,他のコンピュータと組み合わせても使える 第1章 本書付属基板の使い方 OPアンプ,コンパレータ,D-Aコンバータ,タッチ・センサ…充実の回路コンポーネント Appendix1 付属基板に搭載されたPSoC 4100Sのスペック はんだ付けから回路&プログラムの書き込みまで 第2章 まずは「指タッチでLチカ」で付属基板を動かしてみる 内部の回路設計からソフトウェア開発,プログラム書き込みまで 第3章 回路&プログラム開発環境PSoC Creatorを使ってみる OPアンプ,コンパレータ,A-D/D-Aコンバータでアナログ回路を作る 第4章 PSoCが内蔵するアナログ・コンポーネントを使ってみる Smart I/Oを使って組み合わせ回路や順序回路を作る 第5章 PSoCが内蔵するプログラマブル・ディジタル回路を使ってみる 数千円で入手できるメーカ純正デバッガ「KitProg」の接続からHello worldまで 第6章 付属基板のデバッグ環境を構築する方法 デバッガの基本操作からプログラムの解析・問題箇所の特定まで 第7章 付属基板とKitProgで始めるマイコン・デバッグ入門 第2部 付属基板を使った製作事例 周辺回路は抵抗8本だけ!M5Stackと組み合わせてWi-Fi接続 第1章アナログ電流センサを直結!クラウド電力計 ジャイロ・センサから発生するドリフトを推定&キャンセル 第2章 棒を傾けても水平キープ!カメラ・スタビライザ ミニCPUでニューラル・ネットワークを動かす 第3章 3軸加速度センサ搭載!AIジェスチャ・スティック 共振周波数をカウントしてLCD表示!外付け部品わずか10点 第4章 測定範囲100p〜6.8nF/22μ〜3.3mHのLC メータ エンコーダ処理もコンポーネントにお任せ 分解能もトルクも自分仕様に 第5章 定速位置決め! DCモータ制御回路 PSoCのプログラマブル・アナログ機能で増幅&加工 第6章 ハードウェアでアナログ信号処理!脈拍モニタ PSoCで収集したデータをラズベリー・パイ×Pythonで可視化 第7章 オシロのように使える!I/O計測コンピュータ 登録者数4万人超!TSoCのサンプル・コードもある Appendix1 メーカ公式コミュニティ「Infineon Developer Community」 第3部 デュアル・コア搭載!ハイエンドPSoC 6の研究 Cortex-M4&Cortex-M0+を搭載するPSoCファミリ最新機種の最上位製品 第1章 BLE搭載!PSoC 63の概要 豊富な周辺機能とその開発を助ける開発環境「PSoC Creator」 第2章 PSoC 63のペリフェラルと動かし方 PSoC 6で通信を行うために…把握しておきたい内容を抜粋して紹介 第3章 電子ペーパ・タグの製作(1)…BLE 規格の要点 PSoC CreatorでカスタムProfileをサッと作る 第4章 電子ペーパ・タグの製作(2)…BLE通信プログラムの開発 ラズベリー・パイとBLE 通信にトライ 第5章 電子ペーパ・タグの製作(3)…実際に動かしてみる 音の発生を自動検知して処理を実行!通常時は低消費電力モードで待機するので電池駆動もOK Appendix1 音響認識AIマシンの製作 本書の一部は,月刊「トランジスタ技術」誌に掲載された記事を元に加筆・編集したものです. |
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